大隅 寿男 ドラムス
大隅 寿男
大隅 寿男(おおすみ としお)
1944年6月23日福井県生まれ。
高校生の時にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの来日公演(61年)を見てジャズに興味を持つ。明治大学軽音楽部でジャズ・ドラムをはじめた。当時のフェイバリット・ドラマーはアート・ブレイキー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、ロイ・ヘインズ、マックス・ローチだった。菅野光亮(p)、八城一夫(p)、大野雄二(p)、山本剛(p)等、日本を代表する名ピアニストのトリオで演奏。的確なサポートぶりで定評を得る。黒人のグループ感あふれたリズム・センスを体得し、音楽的でトータル・サウンドを創り上げる才能は、ここ20年間、自らがリーダーとなって率いるトリオ編成(p、b、ds)のバンドでも十分に証明されている。「技のデパート」と評される粋な小技から、黒人のビート感と全く同質のファンキーな演奏まで、ジャズ・ドラマーとして必要十分の条件を満たした名手であり、その温和な人柄とダンディな風貌ぶりでも多くのファンをもっている。 大隅寿男のリーダー作は「ウォーターメロン・マン」(83年:TBM)「メロディーズ・オブ・ラブ」(ゲスト:ロン・カーター(b) )(86年:SMS)「ゴー・ウィズ・ザ・スインギン」(98年:Paddle Wheel)の3枚が発表されており、本作は4枚目のリーダー作となる。
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック・イン・ジャズ」では自らのアイディアで、現在トリオでライブ活動を行っている5人のピアニストを起用。それぞれのピアニストの特徴をいかしたアレンジメントで、人気ミュージカル映画の世界初の完全ジャズ化に挑戦した。ジャケットは映画のイメージを彷彿させるアルプスの山並みに、トラップ大佐を連想させる大隅寿男の写真というしゃれたものになっている。
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」は1959年にブロードウェイで初演、その後ジュリー・アンドリュース主演で映画化され、世界中の子供から大人たちまで大きな夢をあたえたヒット・ミュージカル。音楽はリチャード・ロジャース(曲)オスカー・ハマースタイン2世(詩)。ジャズでは<私のお気に入り>(My Favorite Things)をジョン・コルトレーンがとりあげ、いまやジャズスタンダード化している。厳格な軍人の父親のいる父子家庭に家庭教師としてやってきたマリアが、音楽を通じて子供達と心を通わせていく課程と、第2次大戦中のナチズムの台頭という時代背景がおりなす感動のストーリー。<ドレミの歌><エーデルワイス>等、誰もが知っている名曲が多く生まれたことでも特筆される。
http://homepage1.nifty.com/jazz-drummer
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