ニール・ストルネイカー トランペット
ニール・ストルネイカー
Neil Stalnaker(ニール・ストルネイカー)/ U.S.A
1959年(昭和34年)、ウェストヴァージニア州のエルキンズ(人口1万2000人)に生まれ、12歳の時にトランペットを吹き始める。フットボール、バスケットボール、陸上などのスポーツを愛しながらも、過去31年間の演奏活動によって、世界の多くの素晴らしい都市を訪れ、また人々とつながりを持つことができた。
  現在、東京在住。1998年にNYより拠点を移し、東京近郊において、ピアニスト/井上祐一、クリヤマコト、エディ・メンデンホール、ジョナサン・カッツ ドラマー/トミー・キャンベル、斎藤純、ジミー・スミス、藤井のぶあき、フォリス・フルフォード  ベーシスト/マーク・トゥーリアン、スタン・ギルバート、安カ川大樹、ブレント・ヌッシー、矢野伸行  サックス奏者/太田剣、アンディ・ウルフ、ボブ・ザング、スティーブ・サックス、ジェイムズ・マホーン トロンボーン奏者/フレッド・シモンズ  ギタリスト/トッド・カーヴァー、ミゲル・ジョンソン  パーカッショニスト/ロビー・ベルグレイド、パウロ・ヴァーガス(敬称略)らと共演。
  東京在住中、サックス奏者 伊東たけしの「ダブルサークル」(キティレコード)、ピアニストでありプロデューサー クリヤマコトの「Antithesis 2」(キティレコード)「TVアンソロジー」のアルバムで、レコーディング参加。
 1977年から1982年、ウェストヴァージニア州立大学とバークリー音楽院に在籍。この間、ロジャー・シャーマン(ピッツバーグ交響楽団)、グレッグ・ホプキンズ(バークリー)、ウェス・ヘンセル(バークリー)に師事。
  1982年、オーディションによって、ワシントンDCの米国海軍軍楽隊(ホワイトハウス公式祝典音楽担当)に入隊。その後5年間、海軍の公式ジャズアンサンブルである「コモドアーズ」の一員として、年に200件以上のコンサートを行う。 「コモドアーズ」は、バディ・リッチ、スタン・ケントン、メイナード・ファーガソン、 デューク・エリントン、カウント・ベイシーが率いるビッグバンドの元メンバーらで成るビッグバンドであり、毎週スミソニアン航空宇宙博物館や、米国歴史博物館で演奏し、また、ワシントンのホワイトハウス、国防総省(ペンタゴン)における公式祝典の音楽を担当。また、国際ジャズ教育協会コンベンション(LA)、 ミッドウェスト・バンド・クリニック(シカゴ)、国際サックスシンポジウム、国際トロンボーンシンポジウムといった音楽関連のイベントや、全米ツアー、主に東海岸中心に毎年コンサートを行う。
  「コモドアーズ」のソロイストとして、ストルネイカー氏は、ピート・クリストリーブ、アーニー・ワッツ、エディ・ダニエルズ、ダフィー・ジャクソン、ブッチ・マイルズ、ハーブ・エリス、ジョー・パス等多数と共演。この間、ワシントン-ボルチモア 一帯でフリーランスとして活躍する。「ブルース・アリー」で、ビル・ポッツ ビッグバンドや、ジャズ・バタリオン・オーケストラと共演。「ショアハムホテル」でダグ・ ソレンスンオーケストラと、米国海軍アカデミーで、NYからのランディー・サビン オーケストラと連夜共演する。チェルシーで、ハウスバンド(10人編成のサルサ オーケストラ)と毎週共演。その他、グレン・ミラーオーケストラ、ウォーレン・コヴィントンオーケストラ、ワシントンバッハ楽団等との共演の他、数多くのテレビやラジオのレコーディングに参加する。国立大聖堂でも演奏。ギター奏者の ゲートマス・ブラウン、パット・ブーン、ダイアン・キャロル、テンプテーションズ、 フォートップス、リトルアンソニーアンドインペリアルズ、ヴァネッサ・ウィリアムズ、レイ・チャールズ等のショーにおいても演奏。「ジョージタウン・シーフード・ ハウス」では、ベーシストのキーター・ベッツを含む様々なアーチストと毎週共演。キーター・ベッツは、ピアニストのジョー・バルバートと共に、メリーランド州 カンバーランドで、氏のトリオで活動した。この間、氏は、海軍バンドの一連のクラシックリサイタルにも頻繁に出演し、トランペットとピアノのためのスタンダード楽曲を演奏。
  ワシントンDC在住中に、カトリック大学において、デイヴィッド・フラワーズ (ナショナルシンフォニーオーケストラ)に、またNYの世界的に有名なブラス専門講師であるカーマイン・カルーソーに師事。また、ジョージ・ワシントン大学では、18世紀対位法を、バリー・ハリスのNYジャズワークショップでインプロヴィゼーションを、ピアニストのマーク・コープランド(レニー・トリスターノの元弟子)のもとに聴音とインプロヴィゼーションを学ぶ。それに加え、ワシントンDCの有名なクラブ、「ワンステップダウン」で毎週行われるジャムセッションに参加し、サックス奏者のゲイリー・トーマス、ドラマーのワイナード・ハーパー、ベーシストのエド・ハワード、ギタリストのポール・ボーレンバック、サックス奏者のマーティ・ナウ、ピアニストのピーター・アドルマン他、多数のミュージシャンと共演。
  90年代、数年を、ウェストヴァージニア州の故郷で過ごす。この間デイヴィス&エルキンズカレッジで、コンサルタントまた講師として働き、トランペットの指導、インプロヴィゼーションのクラスの運営の他、多くの役割を担う。コンサルタントとしては、フェスティバルの立ち上げ、コンサートの開催、またウェストヴァージニア、ヴァージニア、メリーランド州の小中高各校での何百もの学校コンサートと、ワークショップのスケジューリングも行う。このようなイベントを月に10本以上こなし、自らも演奏する。
  生徒のために、多数のミュージシャン仲間をウェストヴァージニアに呼び、演奏活動を行う。その面々は以下の通り。ドラマーのロジャー・ハンフリーズ、ギタリストのジミー・ポンダー、ドラマーのグレッグ・ハンフリーズ、ピアニストのデイヴ・バドウェイ、ギタリストのマーティ・アシュビー、トロンボーンのジェイ・アシュビー、トランペットのクラウディオ・ロディティ、ドラマーのダドゥカ・フォンセッサ、ピアニストのボブ・トンプソン、ベースのドウェイン・ドルフィン、シンガーのメレディス・ジョゼフ、サックスのドン・エリコ、ギターのショーン・パーセル、ベースのポール・トンプソン他多数。
  1995年、トリオ(ジョー・バルバート〜ピアノ、デイヴ・ペロー〜ベース)とカルテット(ジーン・ラドウィッグ〜ハモンドオルガン、リッチ・ノーウッド〜テナーサックス)を率いて、スイスのモントルージャズフェスティバルに出演。それに加えて、ヴァービエルミュージックフェスティバルと、マジオ湖でのブリサゴジャズフェスティバルにも出演。同年12月には、クィンテット(ジョー・バルバート〜ピアノ、アリソン・ミラー〜ドラム、リッチ・ノーウッド〜テナーサックス、ジム・マッキンタイヤー〜ベース)でロシアに行き、3週間のツアーを行う。ツアーの一部として、セントペテルスブルグの有名なジャズフィルハーモニックホールで演奏し、ロシアの伝説的ジャズミュージシャン、デイヴィッド・ゴロスチョキンと共に、エリントンホールのオープニングを飾った。バンドは、セントペテルスブルグ、モスクワ、ウファ(テナーサックス奏者のオレッグ・キレーエフと共演)、ノボシビルスク、その他ロシア西部のたくさんの都市、シベリア、ウル山脈の町を巡回。
  1997年9月より、7ヶ月間NYに住む。その間、日本人のドラマー田井中福司と共演。また「スモールズ」「セントマークス」「レノックスラウンジ」「ブルーノート」「サヴォイ」といったクラブのセッションで、ドナルド・ハリソン、ロイ・ハーグローヴ、ロイ・キャンベル、デイヴィッド・キコウスキ、ロドニー・グリーン、ドウェイン・ブルノ、テッド・カーソンらと演奏。そして、氏の音楽人生の中で重要な意味を持つ出来事が、マンハッタンの小さなライヴハウス「ナイチンゲール」で起こる。すなわち、サックス奏者アーニー・ローレンスが主催する、サンデーナイトセッションに招かれたことである。このセッションに参加したミュージシャンの中には、ギタリストのコーネル・デュプリー、ジェームス・ブラウンのバックバンド、B・B・キングのバックバンド、スピンドクターズ、ブルーストラベラーのメンバー達がおり、その他、ブラジルのパーカッショニスト、タップダンサー、詩人、チェロ奏者など多種多様のアーティストが参加。このため、これらのセッションでは、創造力、インプロヴィゼーション、コミュニケーションが合わさって、驚くべき芸術空間が生まれた。1998年に、氏はNYから東京へと拠点を移すが、この時アーニーも、40年にわたるスタジオセッション、演奏活動、そして先生の仕事(彼がニュースクール大学のジャズプログラムの創始者である)を終えて、イスラエルのエルサレムへ拠点を移す。彼はここで、インターナショナル・インプロヴィゼーション・ミュージック・センターを開校する。彼に多大な影響を受けたストルネイカー氏は、異なるジャンルのミュージシャンを集めて、これに似た、完全に即興のセッションを始める。これを「”グルーヴ”プロジェクト」と名付け、”グルーヴ”、インプロヴィゼーション、コミュニケーション、そして、とにかく「楽しむ」ことに重点を置いており、これまでになかったタイプのライヴとして、話題を集めている。
  最近では、トミー・キャンベル・セッション・バンド、ジョナサン・カッツとのデュオ、マーク・トゥーリアン・クインテットなどで、様々なミュージシャンと共演。また、「ピックフォード・ホール」で定期的に飛び入りでライヴに参加しており、ギタリストのアーロン・ブラックマン、シンガーのカーティス・ゲインズ、メロディ・セクストン、デイヴィッド・キング、ドリュー&TJ・ギブソン、ピアニストのキース・ヘインズ、ベーシストのキース・ウィリアムソン、ブラダウ(シンシナティから来日中のバンド)、ドラマーのJ・スタイクス他、ピックフォードとつながりのある素晴らしいミュージシャン達と共演。”グルーヴ”プロジェクトセッションに加えて、ピアニストのジム・ムーレイ、井上祐一、ベーシストの矢野伸行、ドラマーの池長一美らから成る、自身のカルテットでも活動中である。
http://www.neilstalnaker.com/
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